シャーロック・ホームズ

シャーロック・ホームズ

シャーロック・ホームズ(Sherlock Holmes)はイギリスが生んだ世界一有名な探偵です。

私とシャーロック・ホームズとの出会いは、小学校6年生の時でした。帰省の移動中の暇つぶしとして、東京駅の売店で偶然目に留まった「シャーロック・ホームズの冒険」を親に買ってもらったのがきっかけです。以来、20年以上ずっと、この偉大な名探偵には魅了され続けています。

そんなシャーロック・ホームズの物語を、これから小説を中心に紹介していきます。

ところで、ホームズの小説をまったく読んだことがないという人は多いと思います。しかしホームズという名前と、彼の職業を知らないという人はあまりいないのではないでしょうか?

今、日本の名探偵といって真っ先にその名が挙がるのは、おそらく江戸川コナンでしょう。その彼も、作中に何度となくシャーロック・ホームズへのリスペクトを示しています。コナンという名も、シャーロック・ホームズの作者であるアーサー・コナン・ドイル注1からきているのは有名な(というより作中でまさにそのシーンがあります)話です。

さらにシャーロック・ホームズの名は、「名探偵コナン」だけでなく、非常に多くの作品で今なお見つけることができます。それも〝世界中で〟です。

注1:シャーロック・ホームズ愛好家の多くは、コナン・ドイルを「シャーロック・ホームズの相棒、かつ彼の伝記作家であるジョン・H・ワトスンの出版代理人」と認識しています。私もそれに異論はありませんが、一般的には、コナン・ドイルはシャーロック・ホームズ物語の作者として認知されています。そこでこのブログではその立場、つまり「シャーロック・ホームズ=架空の人物」説を前提に進めていきたいと思います

シャーロック・ホームズは、そのキャラクター性でものちの作品に多大な影響を与えています。

頭の回転が非常に速く、バリバリ仕事をこなすが変人である主人公と、その主人公に振り回されながらもいつも行動をともにする常識人の相方といったフォーマットは、ミステリーに限らずあらゆるジャンルで用いられています。ホームズ物語自体も、1887年の第一作「緋色の研究」から100年以上経った今でも、新たな物語が生まれ続けています。

そしてその物語のジャンルも多岐に渡っています。小説はもちろん、マンガ、映画、ドラマ(2010年からイギリスで放送されている「SHERLOCK」はホントに名作! アメリカの「ELEMENTARY」もおもしろい!)、演劇、ゲームとさまざまな形で取り上げられています。これらはシャーロック・ホームズの小説を読まなくても十分楽しめます。

しかしコナン・ドイル作のシャーロック・ホームズを読むのと、まったく読まないのとでは、他のホームズ物語の楽しめる度合いが天と地ほど変わってきます。

理由は明快です。

ホームズ物語を作る人は、ほぼ例外なくコナン・ドイル作のシャーロック・ホームズを愛しています。
だからどうしても原作のオマージュを作品の中に入れたくなってしまいます。
コナン・ドイル作のシャーロック・ホームズを読んでいると、それに気づいてニヤリとできます。

その気づきが非常に痛快なのです。

残念ながら日本では、シャーロック・ホームズの名は有名ですが、小説を読んだことがある人となるとその数は一気に減ってしまいます。シャーロック・ホームズは児童文学という認識をもっている人もいます。そこでまずはシャーロック・ホームズの小説ベースの物語をひとりでも多くの方に知ってもらえればと思い、このブログを始めました。

各話について内容をどこまで書くかはとても悩みました(今この瞬間も悩んでいます)。個人的には、トリックも含め、すべて知ったうえで書籍を読んだとしても、シャーロック・ホームズの楽しさは微塵の減じないと考えています。何よりシャーロック・ホームズ(とくに正典――ドイル作のホームズ物語)は定期的に読み返すものですので(笑)

が、そうはいってもやはり内容、とくにトリックや結末を知ってしまうとどうしても読む気がなくなってしまう方がいるのも事実です。トリックや結末だけ読まないようにしても、誤って目に入ってしまうということもありえます。今後方針が変わるかもしれませんが、とりあえず現時点では、推理やトリックのタネは伏せます。結末については、核となるトリックに触れず紹介できるもの、魅力を伝えるという点で紹介した方がよいと思ったものについては記載します。

また、パスティーシュとパロディ(いわゆるドイル以外のホームズ)については、少しでも多く紹介したいのと、実際に本で読む前にあまり多くの情報を持たない方がよいと思いますので、簡潔な紹介にとどめます。

勢いだけの拙い文章でどこまでシャーロック・ホームズの魅力をお伝えできるかはわかりませんが、このブログからひとりでも多くの方をシャーロック・ホームズの世界を引き込めれば幸いです。

では記念すべき初投稿を、偉大な名探偵の、偉大な名言で締めたいと思います。

The game is afoot.

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